紅魔闘伝の世界

突如謎の魔炎が大国グスターヴを襲い、
多くの人命を奪った。
後に厄災の悪魔《メギド・カタストローフェ》と呼ばれるそれを、たった一人の聖女が鎮 火する。
それから15年、聖女ヘレナのギルドにはたくさんの戦士たちが集まっていた。
魔獣や盗賊の退治をこなす者。
はたまた、酒を飲みまくる者。
そんな彼らの間には、ある 武具の話が広まっている。

魔剣――世界に数本にしかないという謎の武具。

魔剣に認められた者は、絶大なる力を得る。
だが、適合者以外が扱えば、不幸をもたらす という。
その特性故に、世界ではまれに、
魔剣騒動が生じている。
しかしどうやら、“力”を持つ武具は“剣”だけではないらしい。

キャラクター・魔法属性

魔法には、大きく分けて二つの種類が存在する。
詠唱魔法と、剣や弓といった道具を介することで
発動する媒介魔法だ。
さらに、難易度によって初級、中級、上級とにわかれ、それぞれ7つの属性に分類される。
各属性には、その魔法を司る精霊の存在が確認されているが、居場所はよくわかっていない。
また、人間にはそれぞれ得意とする属性がある。
しかし、世界の何処かにはあらゆる属性の魔法を撃ち出す、 特殊な銃を開発する国もあるらしい。

紅
セシリア
火影
紫雨

サブキャラクター

  • マリー
  • ピアーズ
  • ヘレナ
  • 神父

舞台

セントティアナ

ミルド大陸にある大きな国。
街は灰色の外壁で覆われている。
石壁の一部は観光名所になっていて、美しい草原と王城に挟まれたその場所には、 連日順 番待ちの列が出来る。
聖女ヘレナがマスターを務めているギルドには、
紅も所属している。
付近の森を南下すると、交易国家フラーに着く。

グスターヴ

セントティアナの隣国。
15年前、謎の魔炎により焼かれた。
ピアーズの持つ氷の聖剣と、《心癒の秘宝》は代々王家に伝わっているものらしい。
しかし、現在秘宝は賊に奪われ、退治した紅の手にある。
グスターヴの王は、マリーにお熱?

龍 麗 国

火影の故郷。独特な文化や民族衣装のある国。
ミルド大陸に位置しているが、セントティアナからは離れている。
謎の組織と、なにか関係があるらしい。

これまでのあらすじ

  • 第1話
    セントティアナの孤児院で育った紅は、ギルドの賞金稼ぎとして生活していた。
    ある日紅は、森の中で魔獣に襲われている姉妹に出会い、面倒ながらも助けることに。
    彼女たちは第一王女であるセシリアと、その妹マリーだ。
    孤児院に戻ると、隣国グスターヴの王子であるピアーズが襲撃。
    紅の育ての親であるヘレ ナに、窃盗容疑がかけられた。
    紅は自身が15年前グスターヴを襲った災厄の原因であることを明かし、
    ピアーズの目を 自分に向けさせる。
    ピアーズを倒し、その罪をも背負った紅は、孤児院を後にするのだった。

  • 第2話
    ヘレナから持たされた手紙には、旅の知識・各国にいるヘレナの知り合い・そして、紅に かけられている封印についてが記されていた。
    グスターヴを焼いた魔炎の力は、紅と彼の持つ魔剣に封じられている。
    求められるのは、魔剣の鞘、魔法石《エルガイスト》を含む特定のブツを用意し、正しい 順番に封印を解除すること。
    二年以内にこれを実行しなければ、魔力が暴走し紅は命を落とすという。
    何者かに命を狙われているセシリアは、紅と共に《エルガイスト》を求め、近隣国フラー へと立ち寄る。
    そこで紅を襲撃したのは、彼の秘密を知る謎の神父。
    男はセシリアを亡き者にするという目的を明かし、去っていくのだった。

  • 第3話
    魔剣は紅の持つものだけではない。
    グスターヴは世界各地にあるという魔剣を入手するべく、殊精鋭秘密戦闘部隊を結成する。
    その中心にいるのは、氷の聖剣を持つピアーズだ。
    さらに、セシリアの妹マリーの姿もあった。
    一方、紅とセシリアはフラーのギルドを訪れていた。
    依頼を受け、魔獣討伐を行う二人の 前に、再び謎の神父が現れる。
    戦闘は不可避。と、そこへゴーレムに乗った火影と紫雨が乱入して......。

ついに、新章突入……!

世界に散らばる“魔剣と聖剣”の謎。
魔剣を求める“グスターヴ国”。
セシリアを狙う“謎の組織”と、
なにやら組織と関係がありそうな“龍麗国”。
はたして、組織の目的とは?
そして、紅の中に眠る“魔炎の正体”とは......。
交錯する思惑と、明かされる真実。
物語はここから加 していく――。