第4話【小さな迷子と猫じゃらし】

あらすじ

ポポルがまだ幼かった頃のお話——
好奇心旺盛なポポルは普段から
フランの作業場に入り浸っては、
好奇心に任せて調合器具を触ろうとしていた。
危なっかしいポポルといい、
彼女を甘やかすフランといい、
キルティーは気が気じゃない。
キルティーから大人しくしているよう
注意されたポポルだったが、
不注意で調合器具を倒してしまった。
キルティーが咄嗟に庇うが軽傷を負う。
なぜ言いつけを守れないのかと叱ったことで、
ポポルとキルティーの間には
よそよそしい気まずい空気が広がってしまう。
ある日、フランはキルティーにお使いを頼む。
しかも、なぜかそれに散歩がてら
ポポルも同行させるように言ったのだ。
気まずい空気が解消されていないふたりは、
微妙な距離感のまま買い物へと出かけ——

ポポル

調律師の一家に生まれた、好奇心旺盛な女の子。
常にポーション関連の機材や素材、 書物に囲まれている生活をしている。 祖父・フランのしている事に興味津々で、 すぐ手で触れようとしたり質問攻めにしたり。 そのたびにフランの手を止めてしまう 困ったちゃん。 何かひとつのことに集中したり 興味を示すと、それしか見えなくなって 猪突猛進になってしまう。

キルティー

フランの助手且つ使い魔であるケット・シー。 かつて若いときのフランに助けられて以来、寝食を共にしながら調律師であるフランの手伝いを続けている。 人間に対する接し方は柔らかくなったが、まだまだケット・シーとしてのプライドは健在。 手のかかるポポルや、彼女を甘やかしてばかりなフランのサポートに苦労の絶えない日々を送っている。

フラン

ポポルの祖母。腕の立つ調律師。 かつて肝っ玉母ちゃんだった頃の勢いはなりを潜め、孫・ポポルを溺愛し甘やかしている。 一方で昔と変わらず、大らか且つ大雑把な性格。そこに最近は物忘れも加わっているので、 助手であるキルティーを困らせることもしばしば。 だが身体そのものはまだまだ丈夫で、歳の割に若いつもりでいる。